こんにちは♪
今回はシングルマザーやひとり親家庭の人を対象とした手当についてまとめてみました。
今現在ひとり親の方はもちろん、今後シングルマザーになるかもしれないという方もぜひチェックしてみてくださいね。
※地域によっては実施されていなかったり申請方法が異なったりするケースがあるので、詳細はお住まいの自治体に問い合わせてみてくださいね。
シングルマザーが利用できる代表的な手当まとめ
まずは、シングルマザーが利用できる代表的な手当・助成金をみていきます。
- 児童手当
- 児童扶養手当
- 児童育成手当
- 住宅手当
- 就学援助
- ひとり親家庭等医療費助成
児童手当
◉支給対象者
中学校卒業まで(15歳の誕生日後の最初の3月31日まで)の児童を養育している方
◉支給される金額
3歳未満:月額15,000円
3歳以上:月額10,000円(第3子以降は15,000円)
中学生:月額10,000円
※申請者の収入が所得制限限度額以上の場合は、特例給付として月額一律5,000円
◉支給時期
原則として、毎年6月、10月、2月に4ヶ月分ずつ支給される
◉申請方法
子供が生まれたり、引越しによりお住まいの市区町村が変わったりしたときに、役所で「認定請求書」の提出が必要です。
また、毎年1回「現状届」及び「本人確認書類」の提出が必要となります。
児童手当の詳細や児童手当の使い道については、下記の記事を参考にしてみてください♪
児童扶養手当
◉支給対象者
以下のいずれかに該当する児童を監護している父、母又は養育者。
① 父母が婚姻を解消した児童
② 父又は母が死亡した児童
③ 父又は母が一定程度の障害の状態にある児童
④ 父又は母が生死不明の児童
⑤ 父又は母から1年以上遺棄されている児童
⑥ 父又は母が裁判所からのDV保護命令を受けた児童(平成24年8月から)
⑦ 父又は母が1年以上拘禁されている児童
⑧ 婚姻によらないで生まれた児童
⑨ 遺児などで父母がいるかいないかが明らかでない児童
厚生労働省:母子家庭等関係
◉支給される金額
子供が1人の場合:月額10,180円〜43,160円
2人目:月額5,100円〜10,190円を加算
3人目:月額3,060円〜6,110円を加算
※児童扶養手当には所得制限があり、全部支給と一部支給があります。
※申請者の収入が所得制限限度額以上の場合は支給停止となります。
◉支給時期
原則として、毎年1月、3月、5月、7月、9月、11月に2ヶ月分ずつ支給される
◉申請方法
役所の窓口で必要書類を提出する。
※提出書類は支給要件により異なるので確認要
審査に通過して認定されれば決定通知が届き、申請月の翌月分から手当が支給されます。
以降、毎年1回「現状届」及び養育費に関する申立書の提出が必要となります。
昔は直接窓口に行く必要がありましたが、今は郵送での手続きも可能となっています。
児童扶養手当の詳細については、下記の記事を参考にしてみてください♪
児童育成手当
◉支給対象者 18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある子どもがいるひとり親家庭等 ◉支給される金額 児童ひとりにつき月額13,500円 ◉支給時期 例:2月、6月、10月に4ヶ月分ずつ支給される(東京都武蔵野市の場合) 東京都武蔵野市:児童育成手当 ◉申請方法 お住まいの自治体窓口にて、必要書類(収入がわかるもの、印鑑、振込先銀行口座がわかるものなど)を持参して認定申請を行う。 以降、毎年1回の「現状届」提出が必須となります。 ※こちらの制度は全ての自治体で実施されているものではありません。
住宅手当
シングルマザーやシングルファザーなどに向け、家賃を一部補助する制度です。
◉支給対象者 主に以下のような方。※市区町村により異なる ・母子(父子)家庭で20歳未満の子供を養育している ・申請先の住所地に6ヶ月以上住んでいる ・生活保護を受けていない ◉支給される金額 ※市区町村により異なる。 ◉支給時期 年に3回が一般的。 ◉申請方法 各自治体窓口にて必要書類、申請書を提出する(要確認) ※こちらの制度は全ての自治体で実施されているものではありません。 ※制度の名称は自治体により異なります。
就学援助制度
シングルマザーや低所得家庭に向け、主に小中学生の教育費を援助する制度です。
◉支給対象者 主に以下のような方。※市区町村により異なる ・生活保護を受けている ・収入が所得基準以下である ・児童扶養手当を受けている ◉支給される金額 市区町村により異なるが、給食費が免除されたり、イベント毎に一定の手当が支給される。 ◉申請方法・その他 就学援助制度の詳細については、下記の記事を参考にしてみてください♪
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ひとり親家庭等医療費助成
ひとり親家庭の親や子どもの医療費が助成される制度です。
◉支給対象者
主に以下のような方。 ※市区町村により異なる
・18歳に達する日以降の最初の3月31日までの間にある児童を養育するひとり親
・何らかの健康保険に加入している
・一定の所得基準を超えていない
・生活保護を受けていない
◉助成される金額
医療費の全額免除、または一部免除。
◉申請方法
各自治体の役所窓口にて、申請書及びひとり親である証明等を提出する
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さいごに
ひとりで子どもを育てていくことは、精神的にも金銭的にも厳しい部分があると思います。
このような「ひとり親家庭を支えてくれる制度」は大変ありがたいですね。
手当受給要件に該当する方は、ぜひ申請をしてみてください。
今回はひとり親家庭が受けることのできる代表的な手当を挙げましたが、この他にも手当に付随した減免・割引等の制度もあるので、追ってアップしたいと思っています。
ご覧いただきありがとうございました。