シングルマザーになってから「お金」のことがずっと頭の片隅にある。
実際周りのひとはいくら貯金しているの?・・・気になりますよね。
ここでは国のデータを元に母子家庭の貯蓄額を探っていくよ!
シングルマザーの平均貯蓄額
2019年度の最新厚生労働省によるデータによると、母子家庭の平均貯蓄額は「389万円」なんと400万円に近付く勢いです。
でもこの数字には、これから貯金をがんばるぞ!と意気込む貯金ゼロのシングルマザーや、年商●億円凄腕女社長!なんていうシングルマザーも含まれています。また全世帯になると貯蓄のたんまりある高齢者世帯も含まれます。
シングルの身として見るべきは、児童のいる世帯と母子家庭世帯。あくまで平均値ではありますが、自分がこの金額の貯蓄ができるのか少し不安を感じてしまいますよね。
平均貯蓄額の内訳は?
では母子家庭の平均貯蓄額の内訳を見てみましょう。
母子家庭の大半の人が平均貯蓄額「389万円」を持っているのかというと、実はそうではありません。
貯金0の円のシングルマザーは全体の31.8%、100万円未満では16%です。つまりシングルマザーの半数程度は貯蓄100万未満なんです。
少し現実的な数字になりましたが、他世帯と比べると悲しい現実ではありますね。
貧困母子家庭からの脱却方法は?
シングルマザーの現実を目の当たりにしたところで、具体的にどうしたら良いのでしょうか。
貯蓄額を増やす方法は下記の3つ!
- 収入を増やす
- 支出を減らす
- お金を働かせる
収入を増やす
収入を増やす方法はたくさんあります。
まずは自身のスキルアップとともに現在の仕事の収入をアップさせます。一般企業に勤めている方は金額の交渉をしてみても良いかもしれません。また思い切って転職をするのも良いかもしれませんね。
私のおすすめは、副業をすることです!子どもが小さいうちは収入云々よりも働きやすい環境を優先させることが多いと思います。子どもがいることへの理解はシングルマザーにとって大変都合の良い職場です。その環境に甘えつつ、別の収入を得ていくことができれば最高ですよね。
どんな副業があるのかについては後々触れていきたいと思います。
支出を減らす
この記事をご覧になっている時点で「節約」されている方が大半ではないでしょうか。
第一歩として、支出の削減に効果大なものは固定費の見直しです。
ざっと固定費と言えば、家賃、光熱費、通信費、保険代・・・どれも削減可能です。このうち一つでも減らすことができれば、年間では割と大きい削減になるのではないのでしょうか。
例えば携帯の契約を大手キャリアから格安モバイルに変更する。私の場合格安sim携帯に変更し月5000円の削減→年間6万円の削減に成功しました。
生活に支障のない範囲で検討してみてはいかがでしょうか。
お金を働かせる
いくら収入を増やし、支出を減らすことができても限界はありますよね。シングルマザーで両親2人分の収入を得ることができないのであれば、お金に働いてもらいましょう。
「お金に働いてもらう」と聞くと、元金が保証されなくてこわい。減る可能性もあるんでしょ?という意見もよく聞きます。ですが、何年も貯金だけしているとインフレによりお金の価値が下がっていくというリスクもあります。
まず第一歩として、現在定期預金に入れているその貯金、銀行の金利はいくらなのか、他銀行との金利の差を確認してみてください。少し目を向けるだけでも将来は大きく変わっていきます。
最後に
シングルマザーにとってお金の悩みは永遠のテーマですよね。
毎日の生活費、子どもの教育資金、自分の老後資金・・・全部ひとりで考えていかないといけません。でも一人だからこそ自由に決めていけるのはメリットでもあります。自分の頑張り次第で資産を増やしていく事は可能です。
お金の悩みから解き放たれる為には、シングルマザーという括りから越えることが大切かもしれません。シングルマザーの平均値から自分の世代の貯蓄平均値に近づけていく事ができれば自信もついていきますよね。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
子どもと自分自身の将来のために一緒に頑張っていきましょう。