年初に立てた貯蓄計画が早くも破綻しそうな我が家ですが、長い目で今後のライフプラン・貯蓄計画について改めて考えてみることにしました。
何故また今そんなことを・・・と思われる方もいらっしゃると思いますが、我が家は今年に入り家計を取り巻く環境が大きく変化し(大袈裟)漠然と不安を感じているからです。
- 子どもの通塾
- 就学援助の打ち切り
- 給食費負担(new)
- 子どもの衣類→大人サイズ(new)
パッと挙げてみただけでも家計に打撃を与える内容ばかりです。
この不安を少しでも軽減できるように、より具体的な数字で今後の貯蓄計画を考えてみようと思った次第です。
【ひとり親家庭】今後のライフプランと貯蓄計画を考えてみた
現在の我が家の状況でシュミレーションしていきます。
しーちゃん : 年齢30歳
少年(子) : 年齢10歳
【ライフプラン】ライフイベント表の作成
まずは「ライフイベント表」を作成していきたいと思います。
ライフイベント表とは
ライフイベント表とは、将来的に自分や家族が理想の人生を過ごすための設計、生活設計を立てるときに必要になってくるものです。
ライフイベント表を作ることで、卒業、結婚、就職、子どもの誕生、マイホームなど、これからの人生のなかでいつ頃どんな出来事が起こるのかを考えることができます。また、その際に必要な費用を確認することもできます。
我が家の場合は、結婚・出産・離婚を経ているので、主に今後の子どもの成長に合わせたライフイベント表を作成していきます。

【ひとり親家庭】我が家のライフイベント表
早速我が家の今後のイベントを考慮してみました。
脳内が教育費に囚われすぎており、ほぼ教育費の戦いとなりました(何とかギリギリ達成見込み)
私 | 子 | ライフイベント | (目標)費用 | 教育費(累積) | 備考 |
30 | 10 | (現在:小学5年生) | 152万円 | ||
31 | 11 | 188万円 | 養+児(年36万) | ||
32 | 12 | 中学入学(公立) | 20万円 | 224万円 | 養+児(年36万) |
33 | 13 | 260万円 | 養+児(年36万) | ||
34 | 14 | 296万円 | 養+児(年36万) | ||
35 | 15 | 高校入学(公立) ※児童手当終了 | 20万円 | 379万円 | 養+児+保(年83万) |
36 | 16 | 403万円 | 養(年24万) | ||
37 | 17 | 427万円 | 養(年24万) | ||
38 | 18 | 大学入学(私立) ※養育費終了 | 500万 | 501万円 | 養+保(年74万) |
39 | 19 | - | |||
40 | 20 | - | 保(年100万) | ||
41 | 21 | 大学卒業(祝)社会人 | - | ||
42 | 22 |
※養(養育費)・児(児童手当)・保(学資保険)
ご家庭により、住居購入、車購入、家族旅行等々、追加されてみてもよいかと思います。
日本FP協会HPにはライフイベント表をはじめ、様々な家計管理に役立つ便利ツールのフォーマットが無料で利用できますので、ぜひチェックしてみてください♪
【貯蓄計画】子どもが成人するまでの貯蓄
現在、我が家では主に3つの目的別に貯蓄をしています。
- 生活防衛費
- 教育費
- 老後資金
子どもが成人するまで残り10年。
目的別貯蓄の具体的な目標を立ててみたいと思います。
【貯蓄計画】①生活防衛費
「生活防衛費」とは、簡単に言えば、いざという時に生活に困らないように貯めておくお金のことを指します。
失業・病気・病気・死亡などによる収入の減少・停止に備えておく資金のことです。
まず何よりもこの「生活防衛費」が必要になってくるのですが、実は我が家では必要金額の1/3程度しか貯蓄ができていない状況です。
生活防衛費の金額は、一般的な会社員の場合手取り月給の6ヶ月分、フリーランスの場合は1年分が目安とされています。
我が家の場合はフリーランスではありませんが、副業で開業届を提出していることにより失業保険を受けることができないため、フリーランス相当の生活防衛費を目指しています。
手取り18万円×1年分=216万円
我が家の場合、目標金額216万円に対して約140万円程不足しているため、早急に積み立てを行う必要があります。今年2021年下半期~2023の約2.5年で目標達成できる見込みです。
生活防衛費 | 2021 | 2022 | 2023 | 合計 |
積立金額 | 32万円 | 84万円 | 84万円 | 200万円 |
【貯蓄計画】②教育費
我が家では、子どもが高校を卒業するまでに500万円の貯蓄を目標としています。
教育費については様々な考え方があるとは思いますが、個人的には高校卒業までの費用については家計から捻出、大学関連の出費から教育費貯金を切り崩していくことを理想としています。
先程のライフイベント表に記載の通り、何とか最低限の金額は確保できる予定ではあります。もちろん理想であり目標ですので、貯蓄が難しい場合には奨学金制度を利用する等の想定もしています。
【貯蓄計画】②老後資金
自分自身の老後資金については、現状イデコの積み立てのみとなっております。
子どもが成人するまでは子どもの教育費の捻出が急務となりますので、正直自分の老後資金について具体的に考えられる状況ではないのですが(実際子どもが成人した時点で年齢40歳)将来子どもに迷惑をかけることのないよう、最低限の老後資金は捻出したいと考えています。
※イデコは老後資金を貯めつつ児童扶養手当の金額を上げられる等、シングルマザーにとってメリットの大きい制度です。ぜひご検討を♪
こちらの老後資金積み立ては現金の積み立てではないので、金額の変動があります。単純計算の場合(私の場合)年間14.4万円、30年間にして432万円となりますが、運用シュミレーションでは以下の通りとなります。
子どもが成人するまでの貯蓄計画としましたが、イデコは60歳まで引き出しのできない制度ですので、60歳までの30年間の計画となってしまいました(笑)
さいごに
一馬力であるひとり親家庭の場合、お金の悩みは尽きないし、いくらあっても不安というのが現実だと思います。
ですが、より現実的に将来的な計画や目標を立てることで課題が明確になり、ただ漠然と不安だということは防げるはずです。
我が家は今年の年初に立てた年次計画が早くも頓挫し始め不安に思っていましたが(全然計画通りに進まない)、改めて子どもとのライフプランを考えてみることにより、最低限守るべき貯蓄額というものがわかり、再び頑張ろうという気持ちが沸いてきました。
ひとり親家庭でも貯蓄はできる!
驚かれることが多いですが、私は数年前まで全く貯金ができませんでした。
毎月生活に必要となる費用も把握していなかったし、児童扶養手当も生活費として使っていました。会社の同期が月に10万円天引きしてると聞いても「どうせ実家暮らしだからそんなことができるんだ」と決めつけていました。
でも家計管理に興味を持ち、貯蓄に力を入れ始め意識が変わったことで、様々なことが整ってきた気がしています。
「毎月1万円先取り貯金をしてみる」それだけで大きな一歩です。

私が家計管理を始めるきっかけになった書籍です。
|
ご覧いただきありがとうございました♪
★にほんブログ村デビューしました★(クリックしていただけると励みになります!)