我が家では7月より子どもが塾を通うことになりましたが・・・
色々と調べてみたところ、子どもの塾代に関して「ひとり親が利用できる割引・制度」がいくつかありましたので紹介したいと思います♪
ひとり親だとお金の不安や心配が常についてまわりますよね。
- 子どもには自分と同じようなお金の苦労をしてほしくないから学歴を付けさせたい
- ひとり親でも教育だけはしっかりと受けさせたい
こう思いつつも、日々の生活に追われ、子どもの宿題チェックさえも怠ってしまっているのが現実でした(我が家の場合)
「子どもを塾に通わせたいけど、塾の費用が支払えない」
・・・と諦めてしまう前に!!
子どもの塾代に関する公的サポートはあるのかまとめてみましたので、ひとり親の皆さんの参考になれば幸いです♪
【ひとり親家庭】塾代の公的サポート制度
自治体により「塾代の一部を自治体が負担してくれる制度」があります。
受験生チェレンジ支援貸付事業(東京都)
東京都では「受験生チャレンジ支援貸付事業」というものがあります。
受験生チャレンジ支援貸付事業とは
学習塾、各種受験対策講座、通信講座、補習教室の受講料や、高校や大学等の受験料の捻出が困難な一定所得以下の世帯に必要な資金の貸付を行うことにより、将来の自立に向けて意欲的に取り組む子供たちが高校や大学への進学を目指し、受験に挑戦することを支援する事業です。
中学3年生・高校3年生を対象に塾費用や受験料の貸付が無利子で行われます。
さらに高校・大学等に入学した場合、返済が免除される制度です。
貸付資金の内容
貸付資金には、高校・大学受験対策の学習塾等の費用をサポートするものと、高校・大学等の受験料をサポートするものの2種類があります。
貸付金の種類は、以下の3種類です。
貸付対象 | 貸付限度額 | 貸付の範囲 |
---|---|---|
学習塾等受講料 | 20万円(上限) | 対象となる学習塾等の費用 |
受験料(中学3年生又はこれに準じる方) | 2万7400円(上限) | 対象となる高等学校等の受験料 ※1度で4回分の受験料まで貸付できます。 1回分の受験料の上限は2万3千円。 |
受験料(高校3年生又はこれに準じる方) | 8万円(上限) | 対象となる大学等の受験料 |
※貸付や免除には条件がありますので、詳しくは公式サイトをご確認ください。
塾代助成事業(大阪府大阪市)
大阪府大阪市では「塾代助成事業」というものがあります。
塾代助成事業とは
子育て世帯の経済的負担を軽減するとともに、こどもたちの学力や学習意欲、個性や才能を伸ばす機会を提供するため、一定の所得要件を設け、市内在住中学生の約5割を対象として学習塾や家庭教師、文化・スポーツ教室等の学校外教育にかかる費用を月額1万円を上限に助成する事業です。
「塾代助成カード」が交付され授業やレッスンに使用することができます。
塾代助成事業の交付対象者
塾代助成カードの交付対象者は次の通りです。
ひとり親家庭に限らず、大阪市内に居住している中学生を養育している方かつ所得金額が大阪市が定める所得制限限度額未満であれば受けることができる制度です。
※その他交付条件や申請方法については、詳しくは公式サイトをご確認ください。
その他の地域の塾代サポート支援
東京都や大阪府大阪市以外にも、塾代の助成事業を行っている自治体はあります。
千葉県南房総市では、保護者が属する世帯の課税状況に応じて1,000円から7,000円の「塾利用助成券」を交付しています。
自治体以外にも、貧困世帯に対して塾で利用できるクーポンを無償提供しているNPO団体がある地域もあります。また最近では経済的な理由によって塾に通えない子どもを対象に、ボランティア講師の方々が無償で学習支援を行う「無料塾」が各地で増えています。
お住いの地域で塾代のサポート制度があるのか知りたい方は、ぜひ自治体の公式サイトまたは相談窓口から相談をしてみてください。
さいごに
子どもの教育費に関しては、可能な限り出してあげたい・・・と思うのが親心ですよね。
とはいえ、ひとり親家庭となれば高額な塾代を支払うのは現実的に厳しいものがあります。
残念ながら私の地域には塾代のサポート制度はありませんでしたが、制度のある地域にお住まいの方は是非チェックしてみてください♪
また独自での割引制度のある塾もあるようなので、またまとめてみようと思います。
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