どうして貯金をするのか。そもそも何のために貯金をしてきたのか。考え直してみました。
シングルマザーの私が貯金を続ける理由
数年前に「貯金をしなくちゃ」と思い立って貯金を始めた私ですが、最初は特に目的を持っていませんでした。目的や目標がないと、いつまでに、いくら、貯めたら良いのかも不明確ですよね。
貯金の目的を明確にすることで、貯金のモチベーションを維持し、効率よく貯金ができるのではないか?と思い考えてみました。
①生活防衛費を貯める
生活防衛費とは何か。
「生活防衛費」とは、簡単に言えば、いざという時に生活に困らないように貯めておくお金のことです。失業・病気・病気・死亡などによる収入の減少・停止に備えておく資金のことを指します。
今日ではコロナウィルスの影響で失業したり、収入が減った人も多くいますよね。こうした「万が一」の事態で、この生活防衛費の重要性を感じられる人も多いのではないでしょうか。
生活防衛費はいくら必要か。
家族構成にもよりますが、一般的な目安は手取り金額の6ヶ月分と言われています。ただしこの金額は一般的なサラリーマンの場合であり、失業保険を受け取れる前提です。フリーランスの方の目安は手取り金額の1年分と言われています。
しーちゃん家の場合
私の場合、サラリーマンではあるものの副業で開業届を出している為、失業保険を受けることができません。その為、手取り金額の1年分を目指しています。本業での手取り収入は18万円程度なので、18万円×12ヶ月=216万円!長い道のりです。
明日事故に巻き込まれて働けなくなるかもしれない。どんな事が起こるかわからないからこそ、しっかり貯めておきましょう。
②教育資金を貯める
教育資金とは何か。
教育資金とは、教育を受けるために学校などに支払うお金のことです。保育園・幼稚園入園~子どもが手を離れるまでにかかるお金のことで、学用品、給食費や習い事、特に大きいのは大学費用等です。
教育資金はいくら必要か。
保育園・幼稚園の入園~大学費用まで、1人の子どもを育てる為に、全て公立の場合で約1000万円かかると言われています。私立の場合は約2500万円。
しーちゃん家の場合
我が家の場合、高校卒業までの費用は何とか家計から捻出しようと考えています。その為、貯金目標額は500万円。大学の入学金や授業料を想定して貯めています。もちろん大学に進学しない可能性もありますし、6年制の大学に行きたいという希望や、1人暮らしをしないといけない状況になる可能性もあります。貯金を続けつつ、臨機応変に考えていきたいと思います。
③老後資金を貯める
老後資金とは何か。
老後資金とは、定年退職後に快適な生活を送るために必要になってくるお金のことです。「老後」が具体的に何歳を指すのかは人によって様々ですが、経済的に言えば、公的年金や預貯金等を生活資金として使い始める年齢を指されることが多いようです。
人生100年時代と言われる今日では、老後期間も長いことが想定されます。その為、公的年金では足りなくなってくる部分を補う「老後資金」が不可欠になってきます。
しーちゃん家の場合
正直、自分の老後資金まで手をまわせていないのが現状です。ただ少なくともあと30年以上あるとされる期間を有効的に使うべく、「IDECO」で自分年金を運用しています。
IDECOとは個人型拠出年金とも呼ばれ、掛金を自分自身で運用しながら積み立てを行い60歳以降に受け取る仕組みです。初めて耳にされた方は、運用?あやしい!と思われるかもしれませんが、IDECOは国の制度でもあり、シングルマザーにとってのメリットもあります。とてもおススメの制度なので、後日詳しく説明したいと思います♪
最後に
シングルマザーの私が貯金をする理由は大きく分けて3つでした。もちろん小さなことで言えば、旅行に行くための貯金、子どもへのプレゼントの貯金、モノを買うための貯金、、、様々あると思います。
この先の漠然とした不安を少しでも軽減させる為にも、いつ、何のために必要か、ということを明確にしておく必要があります。そして逆算することで、その目的のために自分は今いくら貯金をする必要があるのかを具体的に考えることができます。
ぜひ一緒に頑張っていきましょう!!