2月は「児童手当」の支給月ですね。
あ~!助かった~!と待ちわびている人も少なくないのではないでしょうか。
私のようなシングル家庭だけでなく、子育て家庭にとっては有り難い制度。
今回はみんなの気になる「児童手当の使い道」について考えてみました。
シングルマザーが児童手当の使い道を考えてみた。
児童手当って、そもそも何のためのお金なのでしょうか。
かる~く説明していきます!
児童手当とは?
児童手当とは、子育て世帯に一定額のお金が支給される制度のことです。
児童手当は1人の子供に対して総額約210万円支給されますが、その使い道についてはしっかり考えていく必要があります。
児童手当の制度の目的
児童手当は「家庭等の生活の安定に寄与する」「次代の社会を担う児童の健やかな成長に資する」の大きく2つの目的が掲げられています。
(参考:内閣府「児童手当制度の概要」)
児童手当の支給対象と支給額
中学校卒業まで(15歳の誕生日後の最初の3月31日まで)の児童を養育している方。
支給額については以下の通りです。
児童の年齢 | 児童手当の額(一人あたり月額) |
---|---|
3歳未満 | 一律15,000円 |
3歳以上 小学校修了前 |
10,000円 (第3子以降は15,000円) |
中学生 | 一律10,000円 |
※児童を養育している方の所得が所得制限限度額以上の場合は、特例給付として月額一律5,000円を支給(2021/2/13現在)
(参考:内閣府「児童手当制度のご案内」)
児童手当の支給時期
原則として、毎年6月・10月・2月に、それぞれの前月分までの手当が支給されます。
基本的に4ヶ月分が3回にまとめられて振り込まれます。
例
2月の支給日・・・10月~1月分の手当が支給される。
厚生労働省発表「児童手当の使い道」の調査結果
日本国民のみんながどのように児童手当を使っているのか、気になりますよね。
少し昔になりますが、厚生労働省発表の「児童手当の使い道」の調査結果について紹介していきます。
※調査は、中学生以下の子どもをもつ保護者9,973人を対象にインターネットを通じて実施されました。
(参考:厚生労働省「平成24年児童手当の使途等に係る調査」の結果を公表」)
みんなの児童手当の使い道はこれだ!
厚生労働省の調査により、みんながどのように児童手当を使っているのかがわかりました。
- 子供の教育費用
- 子供の生活費用
- 子供に限定しない生活費用
- 子供のための貯金・保険
- 子供のおこづかい
- 子供に限定しない貯金・保険
- 大人のおこづかい
- その他
(あの頃の)シングルマザーの私が考えた児童手当の使い道
私自身も初めて児童手当が支給された時に、その「使い道」について考えてみました。
検討した使い道
- 学資保険
- 教育費のための貯金
- 子供の生活費や習い事
- 給食費や保育料
結婚していた当時は上記のような使い道を検討しました。
そして結果として「学資保険」への加入をすることにしました。
(離婚時に元夫に児童手当を無断で解約されるという悲惨な事件を経て)
再度シングルマザーになり学資保険に加入しました。
当時の児童手当支給額15,000円に対し、学資保険13,000円/月 の支払いをしています。
今現在、息子は小学生になったので支給額は 10,000円。3,000円のオーバーです。
今の私ならこう考える「児童手当の使い道」
当時の状況と今の状況は全く異なるので一概には言えませんが、もし今の資産状況で児童手当が受け取れたならNISAで積み立てをしていきたいです。
当時の私には「お金を貯金をする」という考えすら、これっぽっちもありませんでしたので、「児童手当を学資保険として使う」という選択でさえ奇跡に近い。こういう「自分で貯蓄ができない」人にとって強制的に教育費を貯めることのできる学資保険は決してダメな選択肢ではないとは思います◎
(※支払えなくなるリスクを除けば)
でも、今の私ならばこう考えます!
投資で運用していけばよかった・・・と。
定期預金や学資保険はお金を増やすことができません。
このご時世、定期預金の金利や学資保険の返戻率は微々たるもの。
投資を始めた今ならわかる。
「お金に働いてもらう」という事が如何に大事なことかと・・・。
【シュミレーション】10年前に積み立てていたらどうなっていたのか。
今更後悔しても全く意味はありませんし、当時の自分にとって精一杯の選択だったことも間違いありません。
ただ、もしも投資信託を月1.5万円分積み立てていたらどうなったのか、シュミレーションしてみたいと思います。
シュミレーション
月々1.5万円・年利5%・10年間 積み立てた場合
180万円の元金に対して、約53万円の運用収益がでる見込みとなります。
53万円って大きいですよね。定期預金や学資保険では手に入れらることのない収益です。
労働でもなく、積み立てによりお金がお金を生み出した結果なのです。
その余っているTポイントで投資してみませんか?【SBIネオモバイル証券】
さいごに
「児童手当の使い道」は先程の調査結果でも挙げられていたように人それぞれです。
「児童」と名前がつくのでどうしても子どもの為に使わなくちゃ・・・と思ってしまいがち。
そして、児童手当なのに生活費に消えていってしまう・・・
そんな日々で自己嫌悪になることもありますよね。
もちろん、できることなら子どもの為に使いたい所ですが、思うように使えなくても気に追うことはないと私は思っています。
何故なら私自身も離婚当時は生活でいっぱいいっぱいで、児童扶養手当も児童手当も貯蓄にまわせなかったから。
数年経った今だからこそ思うことあるけれど、当時の自分にとっては「子どもと生活していく上で必要なお金だった」と理解しています。
児童手当の使い道を検討中だという方は、ぜひ貯金だけではなく運用の道も選択肢の1つに入れてあげてほしいと思います。
私の経験がどなたかの参考になればうれしいです♪
ご覧いただきありがとうございました。