こんにちは♪
卵だーいすきな私から、卵アレルギーの子どもが生まれるなんて?!
そもそも食物アレルギーってなんぞや?!
・・・というのが、子どものアレルギーが判明した直後の正直な反応でした。
我が子が食物アレルギーと診断されたらどうしたら良い?!
実際に我が子に起こった食物アレルギーを元に共有させていただきますね。
そもそも食物アレルギーってなに?
食物アレルギーとは、有害な細菌やウイルスなどの病原体から体を守ろうとする「免疫」が本来無害なはずの食べ物に対して過敏に反応し、体に有害な症状が起きる状態のことを指します。
通常、食べ物は異物として認識しないようにする仕組みが働き、免疫反応を起こさずに栄養源として消化・吸収する事ができるのですが、免疫反応を調整する仕組みに問題があったり、消化・吸収機能が未熟だと、食べ物を異物として認識してしまうことがあります。それによって起こるアレルギー反応が「食物アレルギー」です。
食べ物を食べると、腸から吸収されたアレルゲンが血液にのって全身に運ばれるため、眼・鼻・のど・肺・皮膚・腸などさまざまな部位で症状が現われます。食物アレルギーは、食べ物を食べた時だけでなく、触ったり、吸い込んだり、注射液に含まれる食物抗原が体内に入ったりした時にも起こります。
食物アレルギーの原因物質
食物アレルギーを引き起こす原因物質にはどのようなものがあるのでしょうか。
食物アレルギーを引き起こすアレルゲン食品として卵、牛乳、小麦の割合が多いと言われています。
その他、サバやイカなどの魚介類、バナナやキウイフルーツなどのフルーツ、大豆、ピーナッツ、ソバなどがあります。
これらの原因食品は年齢によって割合が異なるそうです。
引用元:「食物アレルギー診療ガイドライン2016(2018年度改訂版)」日本小児アレルギー学会
食物アレルギーの症状
画像引用元:公益財団法人ニッポンハム食の未来財団HP
食物アレルギーの症状には様々なものがあります。
パッとみただけでわかる症状(顔の腫れや赤み)ならすぐに気がつくことができますが、一見風邪を引いただけかのようなわかりにくい症状もあるので、チェックしておくと良いと思います◎
はじめての食べ物には慎重に(我が家の場合)
主なアレルゲン食品を初めて子どもに食べさせる時は注意が必要です。
一般的に生まれて半年頃から始めるとされている離乳食ですが、初めての食べ物には気をつけましょう。
我が家の場合は、1歳頃にはじめてうどんを食べさせた時にアレルギー反応が起こりました。
夕方に柔らかく茹でたうどんを1本食べさせた・・・だけでした。
食べさせた時はなんの反応もなく、その後も元気にお風呂に入り眠りにつきました。
一度寝た後にいつものように夜泣きが始まり、なんとも思っていなかった私。
機嫌が悪いのか中々寝付かなかったので、気晴らしにお散歩でもしようかと思い電気を付けると・・・
子どもの顔がパンッパンに腫れていました!
(試合後のボクサーのようでした)
食後すぐに反応が出てくれればわかりやすいのですが、このように時間差でアレルギー症状が出る可能性もあります。
この時の教訓としては・・・
- 初めての食べ物には要注意
- 初めての食べ物は午前中に食べさせよう
- 夜間緊急対応のある小児科を調べておこう
午前中に食べさせることで、真夜中にあたふたせずに済みますね。
アレルギー症状が激しい時は救急車を使ってOK
当時何が起こったのか全くわからなかった(食物アレルギーのしの字も出てこなかった)私は、急いで小児救急電話相談窓口に電話相談をしました。
その際、アレルギー症状は人により様々なので一概には言えないようですが「緊急を要するアナフィラキシーショック状態や、それに近い場合には救急車を呼んでください」と言われました。
幸い我が家の場合は、すぐに車を出せる状況にあったことや夜間救急病院が近くにあったこと、症状が軽そうだと思ったために自分で病院に向かう選択をしました。
(顔はパンッパンに腫れていたのですが、呼吸が苦しそうといった症状などはありませんでした)
事前に、厚生労働省「食物アレルギー症状への対応の手順」を確認しておくと良いでしょう。
食物アレルギーの子の食生活(軽度小麦アレルギーの我が子の場合)
小麦が食べられないなんて!そんな生活考えられない!
・・・と当時パニック状態に陥った私ですが、意外となんとかなるもんだ。というのが正直な感想です。
小麦アレルギーの場合、うどんはもちろん、パンも食べられない。
食品表示をみれば、醤油にも小麦が入っていたりしててんやわんやしました。
・・・でも小麦のパンは米粉パンに代用がきくし、麺類はビーフンで大丈夫。
のちに子どもの卵アレルギーが発覚した際も、マヨネーズは卵不使用ものもがあるし、ケーキも卵、小麦不使用で作られているお菓子屋さんがたくさんあるということがわかりました。
|
小さい頃の食物アレルギーは治る可能性が高い
1歳の時に小麦アレルギー症状が出た後に、アレルギー検査をしました。
その際に「卵アレルギー」だということも発覚しました。
今現在10歳になる我が子は、小麦アレルギーは小学校入学前に克服し、卵アレルギーのみが残っています。
卵も昔は全くだめでした(反応もかなりひどく出ていた)が、今では卵が使われている製品も体調によっては問題なく食べることができています。
このように年齢があがるにつれて、アレルギー反応が薄れていくことも多くあるようです。
小学校の給食対応(現在軽度卵アレルギーの我が子の場合)
我が子は現在卵アレルギーのみ、体調によっては卵の含まれる食べ物も食べています。
しかしながら小学校では「完全除去」をお願いしています。
正直な気持ちとしては、毎日少しずつ食べさせていき徐々に慣れさせていきたいのですが・・・
- アレルギー症状が起きたときにすぐ駆けつけることができないこと
- 細かな症状の過程を見守ることができないこと
- 症状が起きたときに子どもが不安な気持ちになること
上記の理由で「完全除去」としています。
中々フルタイムで働いているとアレルギー対応は難しいなぁ・・・と感じています。
また除去した際の「代替食」については、我が家は持ち込みをしていません。
その分、ほかの食材を多めに盛ってもらうという方法でクリアしました。
年に一度のアレルギー面談
我が子の通う小学校では、年に一度アレルギー面談をします。
小学校の学年主任の先生、養護教諭の先生、担任の先生、保護者で行います。
アレルギーの状況や対応方法の確認等を目的に行っています。
その際、病院での医師の診断書類が必要となる為、病院へも1年に一度通っています。
一年に一度、アレルギー検査をしても良いのですが、かかりつけの先生は
アレルギーは数値だけでは判断できないし、痛い思いをさせてまですることではない。
それよりも普段の生活の中での様子の方が大事。
(食べさせてみた反応や症状等)
・・・という考え方なので、ここ数年は検査をしていません。
私自身も、子どもの体調によってアレルギー症状が異なるということがここ何年かでよくわかっているので、アレルギー検査を重要視してはいません。
さいごに
私自身、子どもの食物アレルギーが判明した時は、
「小麦も卵もだめなんて・・・。」
「私の食生活のせいなのか・・・。」
と、この世の終わりかのように凹んでしまったことを覚えています。
でも日本では食物アレルギーを持つ人は年々増加傾向にあるとの統計もあり、自分だけが・・・なんて思う必要はありません。
ただ、普段の食事や保育園、小学校の対応は少し大変にはなるかもしれません。
最近では食物アレルギー対応の食品も増えているため、手抜きできるところは手抜きして、気楽に乗り越えていきましょう!
|
ぜひ試してみてくださいね♪
ご覧いただきありがとうございました。